暗がりから牛

考えてることを吐き出す日記

ホームレスが怖い

ホームレスが怖い。

私の地元はかなりの田舎で、マックやちゃんとしたコンビニに初めて行ったのが修学旅行のときってくらいだから、ホームレスも高校卒業して上京したときに初めて見た。

確かその時は夜で、夜行バスに乗ろうとしてたんだと思う。駅の壁に寄りかかってダンボールの上に座ってる人を見て、ホームレスだ ほんとにいるんだと思った。そして怖い、と感じた。

ホームレスの存在は小説やらネットの記事やらテレビやらで知っていたけど、地元では働いているのかどうかわからない人でも家くらいはあるのが普通で、そんな中育った私には、どうしてもその存在がリアルに思えなかった。そして初めて見て、嫌悪はなかったけどなにか言いようのない怖さを感じた。ホームレスの実態が分からない、何をするか分からない、からだと思ったけど、それだけじゃまだなにか足りないような気がして考えてみた結果、なんとなくこれじゃないかと思い当たった。

私は小さい時からずっと、なんとかなるだろ精神で乗り切ってきた。まあ受験だとかなんとかならなかったことが多いんだけど、とにかく楽観的すぎるというか、なんでもどうにかなるだろって軽く考えすぎるところがある。でも私の中でホームレスは「なんとかならなかった」人達なのかな、と。生きてりゃなんとかなるっしょ!と考えている自分に全てが失敗して、あるのが当たり前である住む場所もなくなる可能性を見せつけられてるような気になるんじゃないかと思った。

そう思ってから、ホームレスに関する記事さえ読めなくなった。逃げだなあと思ってる。

 

なんとなく吐き出したくなって書いてみたけど文章下手くそだし、自分の中のもやもやを書き出すのってなんか恥ずかしい。まさに吐き出してる、って感じ。